2012-01

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beyerdynamic T1

ずっしりと中身がつまった音。
こってりと脂ぎっているのではなく、あくまで重厚。
緻密なディテールと高い密度が、音に質量を与えている。

ATH-A2000Xに匹敵する解像度。
HD650のF特性のバランスと色彩感。
ATH-AD2000のダイナミックな力強さ。
それらの良いところが、ベイヤー的なキャラクターの上にまとめられている。
基本性能の高さは値段相応と納得。

ただ、ベイヤーらしい、暗い音調をカラーとするため、一聴しただけでは地味な印象に留まる。
強引なノリの良さで無闇にテンションを上げるのではなく、
内に込めた情熱を訥々と静かに語るタイプ。

以下、注意点。
・インピーダンスが600Ωなので、ヘッドホンアンプがないと音量がとりにくい。
 音量を上げないと、遠くで鳴っているように聞こえる。
・半開放型だが遮音性に期待してはいけない。RS-1並に音漏れする。
・ドライバが手前に寄せて設置されているので、装着方法で聞こえ方が変わる。
 音が遠いと思ったら、ヘッドホンを全体に背後に寄せてかぶると良いかも。

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SENNHEISER HD25-1II

しばらく現状のオーディオ環境に満足していたが、諸事情により遮音性が高く、音漏れに強い密閉型の機種が欲しくなり購入。
初期型にはドイツ製のものがあるらしいが、アイルランド製。

音の特徴としては、第一に、低音が圧倒的。
ロックに合う。
むしろ、このヘッドホンを経験した今は、このヘッドホンで気持ちよく聴ける曲がロックであると再定義したいぐらい。
SONYのXB700のように、量に任せ、緩く膨らんだ低音ではなく、タイトで描写力のあるビートと呼ぶべき低音。
そして、低域が支配的かというと、そうでもなく、全体に破綻のないバランスで聴かせてくれるのは、流石、ゼンハイザーと思わせてくれる。
ソースのライブ感を引き出すのに適したヘッドホン。

ただ、ロックに合うとは書いたが、個人的には、ピアノ曲でもアタックの鋭さなどが適しているように感じる。
例えば、グルドの演奏を澄まして上品に、ではなく、ロックとして、生き生きとした打鍵の瞬間を感じたいなら、このヘッドホンを使って聴くという選択肢は大いにありうると思う。

ちなみに、遮音性も高いので、外出先でも使用できるのが利点。
ケーブル交換という楽しみ方もあるらしいが、えらく高いので、ひとまず、HD650のケーブルを交換してみるのにとどめた。
確かに音は変わる。
ただ、持ち味の角張った迫力が失われたように感じたので、すぐに元に戻したが…。

USB-101 infra noise

インフラノイズのUSB-101を導入。
オーディオ用のUSBメモリを出したりと、非常に胡散臭い会社ですが、
最近、妙に目について、気になる存在でもあり、
この際、思い切って試してみることにしました。

後で知ったのですが、USB-101は48kHz出力固定です。
つまり、CDの44.1kHzを48kHzに変換しています。
従って、CDデータと出力データのバイナリ一致を求めるなら、
トラポとしての立ち位置は微妙なところ。


↑色々調べてみたら、出力は固定ではないようです。
説明書にあった、外部クロックに関する注意文を読み違えていました。
内部クロックが48kHzというだけのようです…。
筐体の表にも48kHzと描かれていたりするので、ずっと勘違いしていました。
混乱させた方、申し訳ありません。


ただ、考えようによっては、たいした問題ではないかもと。
結局、DAC側でやっていることも、デジタル信号をオーバサンプリングして、
DA変換時の可聴帯域のノイズを減らしているわけですから、
それをトラポのところでやっているだけの話ではないかと。
(胡乱な知識に基づいているので、間違いがあればご指摘頂けると幸いですが)
DAC64と対になるCHORD bluも、オーバサンプリングしているトラポのわけですし・・・。

理屈はさておき、結果として、音は変わりました。
SA-15S1と比べて、繊細で柔らかくなる方向に。
聴きやすく、耳当たりの良い気持良い音に。
ボーカルなどは、少し、カサカサしているようにも感じますが、
それは、ATH-A2000Xを使っているせいでもありましょう。
いずれにせよ、悪くない変化です。

DAC64mk2をメモリバッファを入れて使用しておきながら、
トラポ如きで、ここまで音が変わるのは正直納得がいかないのですが、
おそらく、先の、44.1kHz→48kHzや、OSのミキシングのあれこれで、
CDトラポとは違うモノになっているのだと割り切ることにして、
細かいことは気にせず、出てくる音を楽しもうかと思います。

最初はfoobar2000にWASAPIのプラグインを入れて聴いていましたが、
使い慣れないので、結局itunesで使用中。
プレイヤーやOSで音が違うのか、等、色々と楽しめそうです。

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AME(Air Mac Express)

AppleのAir Max Expressを試験導入。
DAC64Mk2に接続。
CDプレイヤー(SA-15S1)と比べてみる。
HDDに溜め込んだ音楽を手軽にメインシステムで聴ければと、
利便性を考えて試してみたのだが、
どうにも、一聴したところで、音質的にも遜色ない……。
SA-15S1はどうもギラギラして、少々聴き疲れすることも多々。
むしろ、AMEの方が素直な音が出ているような気さえしてくる。

それにしても、注目すべきは、このAMEがオーディオ機器ではないということ。
音楽も所詮電子データの一つに過ぎない、という割り切りがある。
CDという音楽パッケージの再生に血道を上げてきたオーディオメーカにはない発想。
この世代的価値観の差が、これからの音楽再生環境の勢力図を塗り替えていく気がする。

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最近の視聴環境

2009年4月現在の視聴環境

メインシステム:
 CDプレイヤ(SA-15S1)
  →DAC(DAC64mk2)
   →ヘッドホンアンプ(black cube linear)
    →ヘッドホン(いろいろ)

 感想:ちょっと固めだが、ハッとするような鮮やかな音。

サブシステム:
 DVDレコーダorBDプレイヤ
  →DAC(Digital Link III)
   →ヘッドホンアンプ(AT-HA2002)
    →ヘッドホン(いろいろ)

 感想:たいていは映像のほうに気をとられて気にすることが少ないが、
 たまにテレビの端子につないで聴くと、非常なガッカリ感を味わえる程度には高品質。

ケーブル類にはそれほど思い入れがないので割愛。
だが、次に何か大物を導入するとすれば、クリーン電源。

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Author:nijyu-kiro
良い音「が」聴きたいか、良い音「で」聴きたいか、それが問題だ。

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